最近では、「照明で空間をデザインする」という考えが浸透してきています。
おしゃれな照明をショールームで見て検討したり、照明専門店で選んだりする方も多いのではないでしょうか。
そこで今回の記事では、海外の有名な照明デザイナーをご紹介します。
□ハッリ・コスキネン
学生であった1996年よりフリーデザイナーとして活動を開始しました。
2000年代前半には数々の賞を受賞し、北欧の伝統を受け継ぐ存在だと高く評価されました。
ブロックランプという照明は1996年に発表され、2000年にMoMA(ニューヨーク近代美術館)での永久コレクションに選定されています。
□ヴェルナー・パントン
ヴェルナー パントン(Verner Panton, 1926-1998)は、20世紀のデンマーク家具およびインテリアデザインにおいて、最も影響力のあるデザイナーの一人です。
デンマークのガムトフテ(フュン島)で生まれ、王立美術アカデミーで建築を勉強した後、当時北欧のトップであったアルネ・ヤコブセンの建築事務所で働きました。
独特の色彩構成と近未来的な空間形成は、1960~70年のデザイン界に大きな影響を与えました。
今でも多くの人を魅了しており、北欧のモダンデザイン史の中で代表的な地位を確立しています。
□ポール・へニングセン
20世紀のデンマーク文化に多大な影響を与えた偉大な人物の一人です。
照明、建築、デザインの分野にとどまらず、レビュー作家、社会批評家としても活動を展開しました。
そして、1930年代には急進的文化人としての地位を確立しました。
□ハンス・アウネ・ヤコブソン
1919年にスウェーデンで生まれ、インテリアデザイナー、照明器具デザイナーとして活躍した人物です。
彼の作品はスウェーデンの美しい自然からインスピレーションを受けてデザインされています。
鉄や真鍮(しんちゅう)、カラフルなガラス、そして木素材を駆使し、光源を隠し光の感触を柔らかく感じれるよう設計されています。
□マックス・イングランド
1908年にフランスで生まれた、ガラス装飾を主としたデザイナーです。
学生時代からステンドグラスの作品や補修により名を挙げ、その後もフランス各地の歴史的建造物のステンドグラスの製作に当たりました。
質の高いガラスやクリスタルを使用した個性的なデザインの照明器具を生み出しました。
□まとめ
今回の記事では、海外の有名な照明デザイナーをご紹介しました。
素晴らしいデザイナーによって、魅力的な照明が数多く生み出されてきました。
お気に入りのデザイナーを探したうえで、照明を決めるのも良いかもしれません。
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